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和食を含む外食好きにはたまらないマヤ サヤン スミニャック ヴィラ

トラットリア、ウルティモ等、人気レストランがひしめきあうオベロイ通りから、横道に入ってすぐの場所にマヤ サヤン スミニャック ヴィラはあります。表に併設のマヤサヤン ジャパニーズ ダイニング&バーという和食料理店があり、マーニも何度か訪れていましたが、ヴィラに入るのは今回が初めてです。

ヴィラの門をくぐると、そこはバリニーズ・ワールドが広がっていました。涼しげなプライベート・プールを囲むように、椰子の木や熱帯の植物が茂り、表の喧噪が嘘のように静かです。最近新しいホテルばかりを目にしていたせいか、バリの伝統的なアラン・アランの屋根、雨をしのぐ簾(すだれ)、ウリン式という木瓦を使ったパレ・ブンゴン(東屋)、どっしりとしたチークの家具等が新鮮に映ります(2ベッドルームヴィラのうち1棟のみ屋根が瓦屋根です。またヴィラによっては東屋のない棟もあります)。

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郊外にある宿と異なり、一歩外に出れば、最先端のトレンドショップと豊富なレストランを利用することができ、部屋に戻ればバリらしくのんびりとした雰囲気を楽しめる。マヤ サヤンは、不便な滞在が苦手な日本人ゲストにぴったりの便利なヴィラです。1ベッドルームだけでなく、2ベッド、3ベッドルームヴィラもあるので、グループ旅行にもおすすめです。

♥マーニのひとこと♥
悪霊は直進できないと信じられているバリ・ヒンドゥー教では、建物を建てる時、入口にアリン・アリンと言う衝立のような壁をしつらえます。マヤ サヤン スミニャックでは、各ヴィラにその衝立が建てられている他、マヤ サヤン自体、フロント前にその衝立があります。静かにバリらしさを守り続けるマヤ サヤンに、懐かしい気持ちを感じました。

  

■ 良い点 & 惜しい点 ■
☆アットホームな雰囲気と日本人スタッフさん
日本人オーナーのヴィラとして誕生したマヤ サヤン スミニャック ヴィラは、洗面台に椅子とエアコンが用意されていたり、独立シャワーと別にバスタブにもハンド・シャワーを備えている等、細かいところに居心地をアップする工夫が施されています。ヴィラ数が全部で11棟ほどとそれほど多くなくアットホームなヴィラなので、足りなくなった備品等あったら、遠慮無くスタッフに頼んで、使いやすいヴィラにすると良いでしょう。

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☆アジアを感じるヴィラ
ヴィラはバリ風建築で、アジアン・エスニックを感じます。日本の自宅をアジアン風にしたいと思っている人には、まさに理想のよう(笑)。がっしりと作られた家具類も落ちついた雰囲気を醸しだし、都会のストレスを忘れさせてくれます。1ベッドルーム・ヴィラでも300平米もありゆったりできます。

  

  

☆マッサージ・ベッドがデイベッドに早変わり
スパ施設がないかわりに、各ヴィラにマッサージ・ベッドが用意されており、マッサージを予約するとセラピストが来てヴィラ内でマッサージを受けることができます。このベッドは、デイベッドとしても使えるので、昼間ゴロンと横になりたい時、便利です。

  

★バリ式建築というのは、屋根を大きく張り出す工法のため、日除け効果は高いですが、逆に言うと日陰部分が多くなります。そのため、時間帯によって、ヴィラ内に日陰スペースが多くなります。あまり日焼けをしたくない人には、ちょうどよいかもしれません。

★TIPS★宿泊者は、マヤサヤン レストランでの飲食代が10%引きになります。界隈の和食レストランでは上位にランクするほど美味しいので、この特典は多いに活用しましょう。ちなみに天ざる蕎麦が美味いです。

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by mani(2015/06)

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