ガムラン音楽のように心地良い時間が流れるカユマニス サヌール
さてオリジナル名のガンサ(Gangsa)とは、バリ伝統楽器ガムランの主旋律を奏でる打楽器の名前にちなみます。ガムランを聴いたことのある方は、そのエキゾチックでどこか懐かしい音色に心地良さを感じるでしょう。
ガンサをはじめとする様々な楽器が、ガムランの美しいメロディーを作り出すように、設備が整ったヴィラや施設、美しい庭、そしてスタッフの温かい人柄がぴたりとそろい、カユマニスサヌールは生まれました。ゲストの心に深く響く居心地の良いリゾートを作り出しています。
リゾートは「バリ島の村」をコンセプトに、バリの伝統建築で設計されています。例えば、エントランスをくぐると正面にある「アリン・アリン」と言う壁は、バリヒンドゥー教で、直進しか出来ない悪霊の侵入を防ぐ為とされるものです。
ホテルは、サヌールの繁華街から離れた場所にあるため、市場帰りの人や登校する子ども達等、バリのローカルな人々の暮らしを垣間見ることができます。
ガムランの音色のような心地よさと、ローカルな雰囲気を感じながら、緑あふれるヴィラで過ごすリゾート。バリ島の隠れ家ホテルとは、カユマニス サヌールにこそ当てはまる言葉と言えましょう。
♥マーニのひとこと♥
バリ島に4軒あるカユマニス ウブド、ヌサドゥア、ジンバラン、サヌールで、実はガゼボがあるのは、サヌールだけです(2ベッド、3ベッドヴィラにガゼボがある)。1ベッドルームヴィラにはガゼボがないのですが、リビングルームの建物がまるでガゼボのような形をしていて、居心地がよく、ガゼボっぽく使うことができます。これは他の3軒が、一からヴィラを建築したのに対し、サヌールは元からあったバリスタイルの建物を改築したことに由来します。
▶カユマニス ヌサドゥア プライベート ヴィラ&スパの基本ホテル情報、ご予約はこちら
■ 良い点 & 惜しい点 ■
☆バリニーズハーモニーリビングを体現したヴィラ
ホテルのレセプションに到着すると、ポレンと呼ばれる伝統的な白黒の格子柄のクッションが目に入ります。ヴィラ入り口は木彫りが施された観音扉、扉の上には萱葺き屋根、扉の両脇には苔むした石像と、ホテル全体がバリらしい趣です。ヴィラは四方を塀に囲まれているものの、とにかく敷地が広いのでヴィラにありがちな閉塞感がなく、緑がいっぱい溢れる美しい庭に心安まります。
味気ないビルディングのホテルや欧米風の客室ではなく、バリ独自の文化とのハーモニーを居ながらにして体感できるバリ風ヴィラは、神々が棲むという島にやって来た、と実感できます。
☆バリの伝統的な生活様式を体験できるアクティビティやレストラン
ゲストにバリを身近に感じてもらえるよう、バリヒンズー教の儀礼に則ったお祈りや、田んぼでの田植え等、バリ独自の信仰、文化、風習を体験できるユニークなアクティビティが用意されています。
併設の「ゴンレストラン」はインターナショナル料理もありますが、一押しはバリ料理です。特にインドネシアの宮廷料理をアレンジした「バリニーズ・リスタフェル」は、様々なバリ料理が一度に味わえる人気メニューで、外部からもゲストが訪れます。
☆ビーチクラブで海もエンジョイ
サヌールビーチの中程に、カユマニス サヌールが所有するビーチクラブがあります。ここでは朝日を見ながらのサンライズブレックファストや、ビーチピクニックランチなどオプションがあるので、ヴィラにちょっと飽きた時におすすめです。
★カユマニス サヌールは他のカユマニスと異なり、全てのヴィラが2階建てです。マスターベッドルームは全て1階にありますが、スタジオルーム等2階の部屋を使う場合は、階段で滑ったりしないよう気を付けましょう。ちなみにスタジオルームはシャワーとトイレが完備なので、いちいちトイレのために上り降りする必要はありません。
▶カユマニス ヌサドゥア プライベート ヴィラ&スパの基本ホテル情報、ご予約はこちら
★TIPS★モスキートスプレーとバスアメニティはすべて天然のジンジャーとレモングラスを使用しています。肌に優しいだけでなく、香りも良いとゲストに好評だそうです。
★TIPS★バリ島では、挙式前夜に新婦と新婦の親族が灯りを手にして新郎の家を訪れるという習わしがあります。そのため、ハネムーンのゲストが宿泊すると、ヴィラの入り口に特別にランタンが飾られます。
★TIPS★1ベッドルームヴィラにはベッドルームとスタジオルーム以外に、キッチンの奥にもトイレがあります。計3箇所。大人3人で泊まった場合、朝トイレ戦争が勃発しないで済みます(笑)。
by CIB staffs(2012/07)