カユマニス・スパ・ヌサドゥアの「カユマニス・ジャーニー・メモリー」
【送迎&カウンセリング】
2014年6月、フラニーは久しぶりにカユマニス・ヌサドゥアのスパへ訪れました。
予約時に送迎をお願いしておいたので、時間通りにバトラーが滞在先のホテルへ迎えに来てくれました。カユマニスのホテルカーに乗ると、エアコンの効いた車内にはカユマニス・クッキーとお水も用意されています。車に乗った時から、カユマニスの温かいおもてなしにホッとします。
スパヴィラに案内され、今日の担当のワヒューさんから、冷たいウエルカムドリンクとおしぼりでおもてなしされ、カウンセリングが始まります。トリートメントの説明からスタートし、マッサージして欲しい所や触れて欲しくない所、強弱を聞かれ、最後に4種類のアロマオイルから好みの物を選びます。
バスルームでガウンに着替えたら、まずフットバスで足を洗ってもらいます。この時に時計を見せてくれトリートメント開始の時間を示してくれました。
ふくらはぎから足先まで、全体をマッサージしたら塩のスクラブで角質を除去し、ソープで丁寧に洗い流します。
通常はマッサージの後にスクラブを行う所が多いのですが、このトリートメントは身体を温める事が目的なので、マッサージ台にうつ伏せになるとホットスクラブが全身に塗られます。
このスクラブはカユマニスのオリジナルで、シナモンパウダー、すり下ろしたショウガ、そしてアラックと言うバリの地酒が入っています。いずれも身体を温める効果がある素材で、バリの家庭で昔から取り入れられていたそうです。また、スクラブの間は、寒くないようにマッサージ台にヒートマットも用意されていました。
バスルームへ案内されるとあらかじめ、彼女が適温のシャワーを出して準備していてくれ、カユマニスならではの心づかいだなと思いました。
【ハーバルコンプレス・マッサージ】
マッサージの開始は、ティンシャと言う金属の鐘が「チーン」とならされます。
そして静寂の中、背中のマッサージからスタートしました。大きく円を描くように背中全体をうながしたら、続いて指先を巧みに使いながら首の付け根、肩甲骨周辺にかけてくまなくツボ押しがされます。
上半身の後、下半身をマッサージしたら、スチーマーで蒸された温かいハーバルコンプレスが、背中と足にマッサージするように押当てられます。カユマニスのハーバルコンプレスは、スパの手作りで、ターメリックやショウガ、カフェライムなど、薬効成分の高いさまざまな天然の植物が詰まっていてます。これらの成分が、プレスする事で肌に吸収され、またのハーブの香りが周囲に広がり香りにも癒されます。
80分間のしっかりとした全身マッサージとハーバルコンプレスの合わせ技で、血液とリンパの流れが促進され、身体全体がポカポカと温かくなりました。仕上げは顔のツボ押しと頭皮マッサージで、気分もすっきり爽快です。
【まとめ】
タイのスパなどで同じようなハーバルボールを受けると、ターメリックで全身が真っ黄色になったりしますが、カユマニスではそうならないように、ホワイトターメリックを使用しています。ターメリックの黄色はシャワーを浴びてもなかなか取れないので、この配慮はうれしいですね。また、身体に残っていた余分なマッサージオイルは、ハーバルコンプレスが吸収しているので、べた付く事もなく、そのまま着替えが可能です。
スパが終わるとジンジャーティとクッキーをサーブされ、気持ち良くトリートメントの余韻を味わいました。
by franny(2014/06)