緑のライスフィールドが広がる「ワルン タウラン」
クロボカン刑務所のある道を更に進み、ワルンゴシップ辺りでランチを取ろうかと思っていたら「ワルン タウラン(Warung Taulan)」と書かれた看板が目に入りました。おぉ、これは新しい店じゃない?と、アンテナがビビビと走ったマーニと私はさっそくその看板の矢印に向かってこのワルンを目指します。
しばらく車を走らせるとこんなお店の入り口に到着しました。ワルンと書かれていますが立派なエントランスまであって、どちらかと言うとレストランですね。
中に入ってまたビックリ!すごく広いんです。店内は主に3つのコーナーに分かれていて、入ってすぐのバーコーナーと併設されたテーブル席。そして階段を降りると広々したテーブル席があり、更に下には池に浮かぶ個室コーナーのバレもありました。なんと言っても壁のない、バリのアランアランの屋根の建物から見えるこのライステラスが圧巻です。スミニャック中心部エリアは既に田んぼはほとんど消滅してますが、クロボカンのこのエリアに来るとこんなに素晴らしい景色がまだ残っているのですね。
お料理はオーセンティック・バリニーズと銘打ってあるだけあり、ソトアヤムやアヤムゴレンなどの鶏肉料理の他、グラミ(淡水魚)やウダン(エビ)などのバリの伝統的な魚介料理も頂けます。また、ピザやパスタの他、ステーキやラムチョップなどの洋風メニューも豊富です。
今回はベベゴレン(Rp.66,000)、アヤムバカール(Rp.56,000)、ナシゴレン(Rp.55,000)を注文してみました。お値段は普通のワルンと比べると少しお高めですが、この景色とゆったりした店内で気持ちの良い風を感じながら頂けるのでのんびりと食事を楽しみたい時にはおすすめです。
そして出て来たお皿にまたビックリ。とてもキレイな盛り付けで思わず見とれてしまう程です。アヤムゴレン(鶏の炭火焼)に添えられていたお野菜のラワールが新鮮でとても美味!別添えのサンバルとサンバルマタも鶏肉とご飯と混ぜながら頂くととても美味しかったです。
マーニの食べたベベゴレン(あひるのから揚げ)も外はカリカリ中はジューシーな肉汁で、柔らかくて今まで食べたベベゴレンでも最高だったそうです。ナシゴレンはターメリックとニンニクの味付けで、こちらもあっさりとしていました。
飲み物は自家製のレモネード、レモングラス、ジンジャーライムなどがおすすめです。ワインもグラス、ボトル共にあるので、夜はライトアップされた景色を見ながらゆっくりお酒と一緒にお料理を楽しむ事も出来ます。
シェフはインドネシアやバリの有名ホテルで働いて来たバリニーズで、エキゾチックなハーブとスパイスを織り込んだイカン・ペペスが得意だそうです。2011年10月現在、まだオープンしたばかりと言う事なので、ちょっとした穴場のレストランですよ。
場所はラヤクロボカン通りからパサールがある通りに入り、二つ目の角を左折して直進後、道なりに左折した右側です。チャングー側から来る時は、信号がある交差点左折です。店内はWi-Fiフリー。
by franny(2011/10)