美しいジ アプルヴァ ケンピンスキー バリで極上リゾートライフを
2度目の対面となったホテルロビーでしたが、やはり荘厳で素晴らしい!専門職人600人、7年もの歳月を費やして完成させた高い天井の美しくロビーは、唯一無二の空間です。
♥フラニーのひとこと♥ 高級ホテルは見た目のゴージャスさや、施設の充実度に目が行きがちですが、今回フラニーがケンピンスキーに滞在して感じたのは、ホテルスタッフの笑顔です。仕事と言うと一般的には大変とか辛いとか、そんなイメージがつきまといますが、ケンピンスキーバリのスタッフはみんな楽しそうに仕事をしているのです。ホテルのロビーを歩いていると、何か困った事はないですか?と声を掛けてくれるスタッフ。レストランで満面の笑みでサーブしてくれるスタッフ。カートで移動をお願いしたドライバーの優しい気遣いと、皆さん、楽しそうに仕事をしている姿は、自信に満ち溢れててプロフェッショナルです。それがゲストの気持ちを安心させ快適な滞在へと導くのでしょう。スタッフの楽しそうな姿が、ホテル全体の楽しい空気感を作り、ホテル全体に幸せ感が溢れているのを実感しました。
☆ 広く使いやすいお部屋
宿泊した「グランド デラック スルーム」は、一歩室内に入るととても静かです。一番下位カテゴリーでしたが、65平米と広く、庭を望むテラスにはソファスペースもあります。この部屋の定員は、エキストラベッドが1台可能で、大人3名、もしくは、大人2名と11.99歳以下の子供なら2名まで泊まれるのですが、それでもゆったり過ごせるでしょう。
(写真左下:部屋にはウェルカムフルーツと、中華菓子5種、マカロン5個が用意されていました。)
今回フラニーは、ホテル内で朝食、和食、洋食とインドネシアンディナー、飲茶、アフタヌーンティーと頂きましたが、どのレストランも充実していて、これほどまでに食に力を入れるホテルはセントレジスバリ以来ではないでしょうか。熱帯魚の乱舞する水族館のようなレストラン、オンザビーチの開放的なビーチクラブ、オシャレなシガーバーといい、食にエンターテイメントを持ち込んだ高級ホテルはケンピンスキーバリが初でしょう。様々な文化が入り混じるインドネシア文化をテーマにしたケンピンスキーですが、食事部門もバラエティ豊かで、ゲストに新鮮な驚きと感動を与えてくれます。
朝食レストランは、パラレストランとビーチ前のリーフビーチクラブの2箇所です。いずれもビュッフェで内容は同じですが、ビーチ前の方がリゾート感にあふれゆったりと食事が出来ます。メニューはインドネシアン、洋食、飲茶、中東と世界各国の料理が色々と揃っていて、卵料理や麺料理は、目の前で好みの食材を選んで作ってもらえるのでライブ感も味わえます。特にパンの種類が豊富でまた、それに添えられるスプレッドやジャム類も沢山あり、蜂蜜は蜂の巣のボードから取る新鮮な蜂蜜が味わえます。連泊しても全種類を網羅するのは大変そうですが、胃袋に自身のある方は、いろいろな料理を試してください(笑)。
★ ケンピンスキーバリはその人気で客室はフルブッキングに近い状態が続いているそうです。その影響もあり朝食時のパラレストランは、混雑時は待ち時間が生じていました。なので、ゆっくりと朝食を食べたい場合は少し早めにレストランへ行くと良いでしょう。また、パラレストランだけでなくて、海沿いの「リーフ ビーチ クラブ」でも同じ朝食ビュッフェが頂けるので、そちらに出向いてみるのもオススメです。
昨今のホテルは、どこも禁煙ですが、愛煙家の方のためにシガーバーが用意されています。エルメス、シャネル等ともコラボしてきたフランス人現代アーティスト「シリル コンゴ」が手がけた、こちらの施設は、お酒と共にシガーも楽しめる空間です。
★TIPS★
ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリは、2022年にG20サミットが開催されたメイン会場となり、日本のニュースでも話題となりその名前を知った方も多いのではないでしょうか?コロナ渦中も、通常営業を続け、宿泊料金を値下げすることなく、従業員も一人も解雇せずに今に至った、バリ島内でも稀有なホテルです。
★TIPS★
ロビーは個人のスマホで記念撮影程度ならOKですが、ウェディングドレスを着てガッツリウェディングフォトシューティングをする場合、事前に許可が必要です。
★TIPS★
プール付きスイートが有名だけど、プライベートプール付きヴィラがあり、広さが倍で、さらに豪華になるので、おすすめです。
★TIPS★
24時間ディパーチャーラウンジがあり、宿泊ゲストは無料で使えます。
by franny(2023/07)
(以下はケンピンスキー バリ オープン時の見学レビューです)
決して安くはない、バリ島の五つ星ホテルに泊まる理由。それは一言で言うと「感動体験」ではないでしょうか。
エキゾチックなデザインの豪奢なロビーに到着すると、美しいユニフォームをまとったスタッフが銀のトレイでアロマオイルの香りのするおしぼりとウェルカムドリンクを運んでくる。案内された客室の扉を開けると、大きなふかふかのベッドの向こうから青い海が目に飛び込んでくる。
日常を離れ、別世界に来ることができた感動を味わせてくれるのが高級リゾートの役目であるとするならばジ アプルヴァ ケンピンスキー バリほど、それを全うするホテルはないでしょう。
アプルヴァとはヒンドゥー語で「至宝」の意。バリ島に新たに誕生したモニュメントホテルで感動体験を味わってください。
ジ アプルヴァ ケンピンスキー バリの基本ホテル情報、ご予約はこちら
♥マーニのひとこと♥
歴史や文化をテーマにしたホテルというと、重く暗くなりがちですが、ケンピンスキーバリが底抜けに明るいことに驚きました。ビル約10階分に相当する崖を利用した地形と、大きなプールを囲むコの字型の宿泊棟のおかげで、ホテル全体に開放感が生まれました。庭からロビーまでの回廊階段は全部で250段なので、ガッツのある方は熱中症に気をつけて上ってみてください。
☆ シンプルで広い客室
アプルヴァ ケンピンスキー バリの客室に初めて入った直後は「フリル(装飾)が少ないな」と思いました。高級ホテルによくある、ドンジャラリーンとした豪華な装飾や高価な置物が少ないのです。ただ思ったのですが、実際にゲストが寝泊まりしたら、二人のサングラスや愛読書が置かれ、華やかな服を着たゲストが過ごす。シンプルな背景の方が、主役の二人(お客様)がより引き立つように思います。
最低でも65平米もある空間に、ゆったりとした室内ソファ、ベランダのデイベッド、ビューのあるガラス張りのバスルーム、使いやすい深い洗面台2つと、余計な装飾は控えめながら使いやすさは徹底追求しています。大きなウォークインクローゼットがあるので部屋はさらにスッキリ使えるでしょう。入り口扉を開けて、廊下から直接部屋が覗かれない間取りは最近の高級ホテルの流行りですね。
全客室の60%で、テラスにプランジプールが付き、ビルディングタイプのホテルでありながら、外に行かなくても朝から晩までリゾートライフが楽しめます。
横一列にだーっとデッキチェアが並ぶホテルの場合、隣の人とのパーソナルスペースが狭いため、プライバシー面に欠けます。その点、ケンピンスキーバリのプールは淵がジグザグになっており、少し離れた対角線上に他のゲストが座るので、プライベート感があります。インフィニティプールは全長60mもあるのでゴミゴミすることなく、プールに浸かりながらヌサドゥアビーチを眺めていると、ときおりツアーのラクダが横切るという演出付き。桃源郷とはまさにこのことでしょう。
バリ島のホテル演出もここまで来たかという感じですが、話題のコーラルレストランがまもなくオープンします。地面に大きな穴を掘り、そこをガラス張りの水槽にして泳ぐ魚を見ながら食事ができるというアクアリウム風レストランです。マーニが訪れた時は、海水とサンゴを入れ水質の安定化をしており、この後、魚を投入するとのことでした。宿泊等にはブサキ寺院やライステラスをテーマにしたデザインを取り込み、ゲストはインドネシア版テーマパークに迷い込んだような楽しさが味わえます。
ただし、そこは世界的ホテルグループのケンピンスキー。大人の味付けを施しているのはさすがです。ロビーにあるピラミッドの底のような5段の天井は、バリヒンドゥーの基本である空、空気、火、水、土の5つの要素を建築に反映し、宇宙を表しています。ホテル内の調度は、インドネシアフローレス島の伝統織布イカットや、ボルネオ、トラジャなどクラフトマンシップな工芸品が採用されています。
マーニは、これまであまり知られることのなかった、インドネシアアートの力強さに開眼しました。
★TIPS★クラブラウンジと専用プールをビルの上階に作ったので、上位カテゴリーのゲストは、朝食を食べながら海を見下ろす絶景が楽しめます。
by mani(2019/05)