2016.06.24
マーニとフラニーの2016年夏バリ島旅行報告第1弾〜アジアンミックス&フュージョン料理
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マーニとフラニーの2016年夏バリ島旅行報告第6弾〜JUST A FUN
2016年6月上旬、マーニとフラニーでバリに行って来ました。第一回は私、フラニーがバリの最新レストラン情報をご紹介します。
トレンドが早いバリのレストラン業界で、今流行ってるのはインドネシア、タイ、ベトナム等の東南アジア料理を提供するアジアン系レストラン。そして次なるブームの予感はブラジル、メキシコ、スペイン等をミックスしたラテン系南米フュージョン料理です。
今回まず行ってみたかったのが、スミニャックのカタママ(Katamama)と言うホテル内に出来た、モビーダ バリ (MoVida Bali)です。カタママはポテトヘッドがプロデュースした新しいホテルで、建物全体がオリジナルの総レンガ造りと言う珍しいスタイル。インテリアもこれまでのバリにはなかったタイプの、シックで洗練された空間となっています。
▶ モビーダ バリ (MoVida Bali)の詳細はこちら
旧レギャン通り、現スミニャックのラヤ・バサンカサ通り(Jl. Raya Basangakasa)にオープンしたのが、ベトナム料理をメインとした東南アジア料理を提供するボー&ブン(BO&BUN)です。ベトナム語でBoは牛肉、Bunは米の麺(ビーフン)を意味します。ディナー時の19時に予約無しで行ったら、店内満席で大人気の模様。少々待ちましたが、生春巻きやフォーなどの美味しいベトナム料理を頂きました。
同じベトナム&東南アジア料理を出す、ランタン・バリ (Lantern Bali)は、クロボカンのプティティゲット通り(Jl. Petitinget)にオープンしました。店内の印象と言い、メニューと言い、ボー&ブンとそっくりです。あまりにも共通点が多いので、気になって店員さんに聞いてみたところ、この2店はやはり同一オーナーで姉妹店でした。近くにはメティスやバルバッコア等のレストランも多いので、食後にお茶するにも良いですよ。
▶ ランタン・バリ (Lantern Bali)の詳細はこちら
スミニャック界隈で食事をするならば、レストランが建ち並ぶオベロイ通り(Jl. Oberoi)は、誰もが一度は歩く通りでしょう。最近はカユ・アユ通りとも言いますが、この通りは世界各国のレストランが集まるエリアです。
その中でも古株だったカイマが無くなり、新しく全面リニューアルオープンしていたのが、バティック(BATIK)です。以前はモロッコ周辺の中近東のエスニック料理を出す店でしたが、今回はインドネシア料理を出すレストランとして、グリーンを基調にしたカフェ風の店内に生まれ変わりました。カウンター後ろにはバティック模様をプリントするチャップと言う鉄の金型が埋め込まれ、バリらしいテイストが感じられます。
こちら近くのレストランで食事をした後に行ったので、飲み物だけ頂きましたがフローズン・ライチ・ダイキリがとても美味しかったです。
▶ バティック・レストラン・バー (BATIK Restaurant Bar)の詳細はこちら
以前までインドネシア料理と言えばローカルなイメージでしたが、メラプティの成功以降、高級インドネシアンレストランも増えて来ました。
アリラ・スミニャックの近くにあるバンブー・レストラン(Bambu Restaurant)は、美しいジョグロスタイルの建物が、水路に見立てたプールに浮かぶ幻想的な雰囲気のレストランです。ディナータイムのみの営業で、予約しないとなかなか入れない人気店だけあって、サービスも料理も洗練されとても良かったです。聞けばオンザビーチの人気イタリアンレストラン、ラ・ルッチオーラの系列だそうです。
スパイシーなイカンバカール(魚のスパイス焼き)を頂きましたが、辛さの好みをきちんと聞いてくれ、バーエリアのほの暗いムードのライティングも素敵でしたよ。
▶ バンブー・レストラン (Bambu Restaurant)の詳細はこちら
ウブドでは事前にリサーチしていた、ピカ・サウス・アメリカン・キッチン(PICA South American Kitchen)へ行ったところ、定休日でなんとお休みでした。仕方ないのでゴータマ通りをぶらぶらして、どこか美味しそうな店がないか探していたところ、サンバル・マタ・レストラン (Sambal Matah Restaurant)を見つけました。この店、ネットにもどこにも情報がなかったのですが、それもそのはず、オープンしてまだ10日と言う出来立てほやほやのレストランでした。
店名の通り、全ての料理にバリのスパイスであるサンバル・マタを使用すると言うユニークな店で、メニューを見るとインドネシアはもちろん、タイ料理のソムタムや南米料理のセビーチェ等にもサンバルマタを合わせるフュージョン料理が頂けます。フュージョン系ってどっちかって言うと失敗するパターンが多いけど(笑)、こちらのお店の料理のクオリティの高さにはビックリでした。味が美味しいのはもちろんですが、価格もそれほど高くないのもオススメポイント。
一押しは、柔らかく煮込まれた大振りのポークリブと、日本の鰹節がトッピングされた焼き飯です。甘辛い焼き肉ソース味のスペアリブが、家庭的な優しい味付けの焼き飯とマッチしてバッチグー!(笑)。サンバルマタ自体はそんなに辛くないので、どなたにも好まれる店だと思います。
▶ サンバル・マタ・レストラン (Sambal Matah Restaurant)の詳細はこちら
キレイ所ばかりの紹介だったので、ここらでど・ローカルなワルンもご紹介しましょう。ローカルレストランの少ないヌサドゥアで、希少なバビグリンを食べられるのが、ワルン・バビ・グリン・サリ・デウィ・パッ・ドビエル (Warung Babi Guling Sari Dewi Bp. Dobil)です。実は、サリ・デウィとパッ・ドビエルと言うバビグリン屋が2店あるのだと思って探していたのですが、この二店は統一されたようで同じ店舗でした。地元では「ドゥビル」「ドビル」と呼ばれているようです。
インドネシア語しか通じませんが、身振り手振りで注文すると、スープとセットになったバビグリン(豚の丸焼き料理)が運ばれて来ます。ヌサドゥアはローカルなワルンが少ないのですが、スパイシーで美味しい豚料理が好きな方なら是非行ってみて下さい。
▶ ワルン・バビ・グリン・サリ・デウィ・パッ・ドビエル (Warung Babi Guling Sari Dewi Pak Dobiel)の詳細はこちら
ジンバランで「どこか美味しいワルンはない?」と聞いたら、マーニとフラニーがいつも利用しているドライバーさんが教えてくれたのが、こちらのワルン・ジャヤ・スンプルナ (Warung Jaya Sempurna)です。ジンバランのサッカー場の真向かいにあり、チャイニーズ系のインドネシアン・シーフード料理が頂けます。オープンキッチンでは、豪快なフライパンさばきで次々と料理が作られて行く様子も見れます。
この日は食べてないのですが、薄焼き卵に包まれるオムライスのようなナシゴレンがここの名物だそうですよ!近くのフォーシーズンズ・ジンバランとかインターコンチネンタルに泊まっているお客さんも、ローカルな味を求めて来店するそうです。カユマニス・ジンバランからなら歩いても直ぐですので、安くて美味しいワルンに行きたい時に便利です。
▶ ワルン・ジャヤ・スンプルナ (Warung Jaya Sempurna)の詳細はこちら
by franny