2015.09.28
バリ島四方山話(4)
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そしてバリ島も、有名なパワー・スポットです。日本では、ほとんどニュースになりませんが、宗教家やヒーラーが集う大会や、大規模なヨガ・セッション等が、一年を通じて行われています。中には、そのパワーに惹きつけられ、現地に住んでしまう人もいるほどです。島民の多くが、全てのものには神が宿っている、悪い行いをすると天罰が下る等、独自のバリ・ヒンドゥー教を信奉し、その宗教に基づき、日々暮らしています。
バリ島の、とある会社に勤めていた日本人の方が、色々行き詰まって、ヒーラーにパワー・ストーンのブレスレットを作ってもらいました。ある日、ブレスレットをして海に出かけたところ、ある男性と知り合い、その会った瞬間に、ブレスレットが何もしないのに、パーンとちぎれたんだそうです。パワー・ストーンのブレスレットは、願いが叶い役目が終わると千切れると言いますが、彼女はその後、その男性とめでたく結婚しました。
バリ島には、ヒーラーと呼ばれる人がいますが、彼らはその力を使い、医者に通うことができない貧しい人々に手を差し伸べていると聞きます。日本人の間でも有名なウブドのアルサナさんも、村のボランティアをしているのは有名な話です。そのお弟子さん達も、その力をむやみやたらに誇示し振りかざすでのなく、普段から節制を心がけ、瞑想やヨガを通して自己鍛錬を積み、人々のためにその力を役立てようという心がけをしている人が多いです。
ヒーラーの力を信用する・しないはおいて、そうした生き方は、どこか私達現代人も省みる必要があるよう思わずにはいられません。
by mani