2015.04.14
バビ・グリンの作り方
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イブ・オカがこれほど人気になった理由の一つに、バビ・グリンが調理に手間がかかる独特の料理であることがあげられます。
バビ・グリンは、まず生きた豚の喉を割いて血抜きして(この血は豚の腸に詰めてソーセージにする)毛を取り除きます。次に内臓を取り出し、きれいに洗います(取り出した内臓も洗って調理します)。内臓を抜いたお腹に、今度はターメリック、ニンニク、ショウガ、チリ、レモングラス等ハーブ類と、調味料を混ぜたものを詰め、漏れないようお腹を縫い直します。そして炭火の上で、こがさないよう回転させながら焼いていきます。
▼まんべんなく火が通るよう、口から尾っぽに挿した竹をゆっくり回し、ココナッツオイルを皮に塗りながら4〜5時間かけて焼いていきます。写真はウブドのチェディ・クラブのキッチン。


食べる時は、焼き上がった豚を皮、身等に分けて皿に盛ります。刻んだココナッツとハーブに、先述の血と混ぜたラワールという和え物を添えて食べることもあります。このラワールは、ココナッツが入ってるため時間がたつと臭みが出て日持ちしないので、早めに食べた方が良いようです。
▼皮の下の、黒っぽいのが血のソーセージ。はじめ食べるのに勇気がいったけど、思ったほどくどくない。写真はイブ・オカの全部乗せ「イブ・オカ・スペシャル」。

このように、食堂のおばさんが一人でちゃちゃっと作って保存して出す、というわけにはいかないため、イブ・オカのような専門店が出てきたわけです。
さて、このイブオカ、柔らかい肉が美味しいという人と、脂っぽいという人等、好き・嫌いが分かれるようです。マーニは75点かな。最近料金が値上がりしているのがマイナスだけど、パリッとした皮が美味しかったです。
ウブドに行ったら、まずは話のネタにイブ・オカに行ってみよう!
▶イブ・オカの詳細レビューはこちら
by mani