2016.04.01
サヌールの名所、観光、歩き方
サヌールが最初に注目を浴びたのはかなり古く、1930年代、ヴァルター・シュピースやル メイヨール等の著名な外国人アーティストや学者、作家等がサヌールに長期滞在するようになりました。
やがて1960年代、バリ島初の高級ホテルとしてオープンした現イナ グランド バリ ビーチ(旧:ザ グランド バリ ビーチ)を皮切りに、全長5kmにも及ぶ海岸沿いに、続々とホテルがオープンしました。
日本人に人気のタンジュンサリがオープンしたのもちょうどこの頃で、旧バリ ハイアット(現:ハイアット リージェンシー バリ)がオープンしたのが1973年というから、リゾートエリアとしては、すでに50年以上もの歴史があるわけです。






そうした経緯から、サヌールに建つホテルはバリの伝統文化を大切にするところが多く、またクタやレギャンほど旅行者の流入が多くなかったこともあり、エリア全体が落ち着いた雰囲気になっていきました。通りを一歩入ると古い個人用ヴィラが多く、ホテルの敷地には樹齢30〜40年にも及ぶ大木が茂ります。
時に「サヌールのホテルのプールサイドには年寄りしかいない」と冗談で言われたりしますが、クタやスミニャックのような賑やかな雰囲気が苦手な人が、落ち着いた場所を求めて滞在するようです。
確かに、メイン通りであるタンブリンガン通りを歩くと車の量もそれほど多くなくのんびりとしています。通称サヌラーと呼ばれる根強いリピーターは、こうした独特の空気感に惹かれるのですね。






年輩向けのイメージが強いサヌールですが、近年は新しく洒落たホテルも増えてきました。サヌールは東海岸なので、朝は早起きして海に上る朝日を眺め、昼間はビーチやホテルのプールでのんびり。日が暮れたら夕飯のレストランを探しにのんびりタンブリンガン通りを散歩する。ベモと呼ばれる地元の乗り合いバスに乗って移動するのも、サヌールならではの楽しみです。
サヌールに流れるゆったりした時間に身を任せてみましょう。
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<アクセス>
バリの空港から車で約30分。スミニャック、クロボカンから30〜40分。ヌサドゥア、ジンバランから40分だが、海上高速を使うとわずか15分。メイン通りのタンブリンガン通りは渋滞とは無縁だが、エリアに入るまでに至る空港から伸びるバイパス ングラライ通り(Jl. By Pass Ngurah Rai)が時折渋滞する。
<サヌールの地図をGoogleマップで見る>

<おすすめホテル>
◎US$100前後
その他、スイス ベル リゾート ワトゥ ジンバー等。
◎US$150前後
その他、グリヤ サントリアン等。
◎US$300前後
その他、カユマニス サヌール、マヤ サヌール リゾート&スパ等。
▶ その他のサヌールのホテルリスト一覧はこちら
<観光名所>
▪ダナウ タンブリンガン通り(Jl. Danau Tamblingan):通称タンブリンガン通り、または単にメインストリートと呼ばれる、サヌールエリアを南北に走る通り。この通り沿いにホテル、レストラン、ショップ、スーパーマーケットが並ぶ。歩いても移動できるがベモに乗って移動すると楽。
▪アルタセダナ サヌール スーパーマーケット(旧:ハーディーズ スーパー マーケット):タンブリンガン通りにある、サヌールにある大型スーパーマーケット。ローカルな雰囲気があり、ありとあらゆるものを売っている。
▪シンドゥー マーケット(Pasar Sindu):サヌール市場、パサール シンドゥ、ナイトマーケット等と呼ばれローカル市場。早朝は新鮮な生鮮食料品を買い求める地元の人が集まり、夜になると屋台が並び、観光客も食事に訪れる。


▪バリ ビーチ ゴルフ コース(Bali Beach Golf Course):イナグランドバリビーチ内にあるゴルフコース。
▪サヌール ビーチ:ビーチ沿いにある遊歩道を通り、ビーチの北から南まで散歩ができる。
参考:サヌールには、いわゆる観光名所のような場所はほとんどありません。自分の気に入ったホテルを見つけ、そこを拠点にエリア内をぷらぷらして、そこでまたお気に入りのカフェやレストランを見つけゆったりする、というように長期滞在者風に過ごす人が多いようです。
参考:サヌールでベモに乗ってみよう


<おすすめスパ>
▶ その他サヌールのスパの詳細、ご予約はこちら
<有名レストラン&カフェ>
◎カジュアルなレストラン&バー
その他、カフェ カユ マニス等。
◎インドネシア料理、イタリアン料理
その他、マッシモ、ゴン レストラン等。
◎ワルン
その他、ワルン パラヒャンガン、ワルン クリシュナ等。
◎カフェ
その他、ザ ポーチ カフェ、ソウル イン ア ボウル等。
<人気ショップ>
◎スーパーマーケット
◎お土産屋
▶サヌールのショップ&レストラン一覧はこちら
<サヌールの注意点>
・タンブリンガン通りを普通に歩く分には、特段、危ないことはありませんが、後ろから走ってきたバイクに、肩にかけていたバッグをひったくられた事例が起きているので、歩くときは前だけでなく後ろからも注意しましょう。
・タンブリンガン通りは灯りがなくなり寂しくなる箇所がところどころあります。夜遅く女性一人で歩くときには気を付けましょう。

