2019.08.01
バリ島内の移動手段(タクシー)
ホテルやレストランからタクシーを利用する場合は、フロント、またはスタッフにタクシーを呼んでもらいましょう。高級ホテルではタクシーのナンバーを控えてくれるので、比較的安心して利用する事が出来ます。
流しのタクシーを拾う場合は、日本と同じように空車を見つけ、手を挙げて合図すれば、停まってくれます。ただし、日本と違って自動ドアではないので、乗る時、降りる時は自分で開け閉めします。
タクシーに乗ったら、まずメーターが動いているかを確認しましょう。動かしてくれないタクシーは断って降りても構いません。ちなみにインドネシア語では「パケ・メーター」と言うとメーターを動かしてと言う意味ですが、「メーター・プリーズ」でも通じます。初乗りは2019年5月現在でRp.7,000(約55円)です。
気をつけたいのが、メーターに細工をして通常よりも早くメーターが回る、不正メーターを使用しているタクシーです。これらのタクシーは高額な料金を請求されるので、あまりにも早くメーターが上がる場合は、そこで降りて別のタクシーに乗り換えるのも一つの手段です。最近は、降りる前のメーターが、Rp.19,000だったのに、停まって料金を支払う段階になるとRp.190,000と言う様に、料金が一桁増える新手のぼったくりタクシーも現れました。タクシーに乗り馴れている方は、およその料金が判るので文句も言えますが、初心者の方はメーターの桁が突然上がらないかチェックするようにしましょう。
間違いなく避けたいのが、街中で止まって客待ちをしているタクシーです。これらのタクシーはメーターそのものが無いので、料金をふっかけて来ます。また、ウブド内は流しのタクシーは走っていないので気をつけて下さい。
ちなみにタクシーを電話で呼び出した場合は、近距離でも最低Rp.30,000を支払うようになっています。また、南部エリアからウブドなどの遠方に行く場合は、メーター料金以外に郊外手当として料金の30%程度が加算されます。これはどのタクシーでも決まっているので、きちんと支払いしましょう。さらにサーフボード等、荷物が多い場合は追加料金が加算される場合もあります。
注意点としては、タクシードライバーはお釣りをあまり持ってないので、小額紙幣を準備しましょう。またRp.1,000未満の単位は、切り上げられる場合が多いですが、日本円に換算すると10円に満たないので、気にせずチップと思って渡して下さい。支払はルピアのみで、クレジット・カードは使用出来ません。
ドライバーによっては、日本語が堪能で「明日どこ行く?」「ウブド行く?」と勧誘してくるタクシーも居ますが、予定があると言えば問題ありません。気が合うドライバーなら、一日タクシーを貸し切ると言う方法もありますが、この場合料金は交渉する事になります。