2017.06.21
インドネシアのお金の種類と支払通貨、クレジットカード
バリ島の通貨はルピア(Indonesia Rupiah)です。紙幣は1,000、2,000、5,000、10,000、20,000、50,000、100,000ルピアです。硬貨は100、200、500、1,000ルピアが流通しています。2016年12月にインドネシア政府が新デザインのルピア札を発行しましたが、旧紙幣、新紙幣共、使えます。


(写真左上:旧紙幣、写真右上:新紙幣)
バリ島では日本円をそのままルピアに両替でき、両替レートも良いので、日本からは日本円とクレジットカードを持っていくと良いでしょう。日本の銀行でルピアに両替するのは、レートが悪いのでおすすめしません。
◎米ドル
バリでは、ホテルやスパの料金を為替変動の少ないドル表示(US$)をしているところも多いので、現地での支払いの際、米ドルを使うのも一つの手です。例えば以前アメリカに旅行してUSドル札が余っている等のときです。ドル支払の場合、持っている日本円をいったんUS$に両替して支払うより、そのまま日本円で支払ったほうが、レートの関係で結果的に得になることもあるので、よく調べてから支払いをしましょう。また、表示はドル表示だけど、精算するときはルピアに換算されてルピア建てで請求される場合もあります。
なお、米ドルは2000年以前の紙幣や、傷、汚れがあるもの、年号の前に「CB」がついている紙幣は使用、両替が出来ないので注意が必要です。
◎クレジットカード
バリ島のホテルやスパ、レストラン、ショップではVISA、MASTER、DINERS、JCB、AMEXなどのメジャーなクレジットカードが大体利用出来ます。この時、個人経営店や小さなホテルなどではカード手数料が自己負担になる場合もあるので、使用する時は手数料を確認しましょう。手数料がかかったとしても、米ドルやインドネシアルピアなどの現金で支払う場合も為替手数料は発生しているので、マイルを溜めている方は高額なホテルや買い物の支払いはカードを使う方が得な場合もあります。
また、所によってはJCB等一部のカードは使用出来ない場合もあるので、念のため複数のカードがあると安心です。ただし、小さな個人ショップなどではクレジットカードは利用出来ない所もあります。また大雨や停電の時などもカードが使えない事もあるので、現金と併用するのが望ましいでしょう。
そして帰国後は必ずカードの利用明細を確認しましょう。記憶にない請求があった場合は、銀行口座から引き落としがされる前に早めにカード会社に連絡しましょう。不正使用があってもカード会社が保険によって負担してくれる場合が多いです。
◎小額紙幣
バリ島で市場での買い物やローカルなワルンでの食事、またタクシーに乗るときなどは、おつりが無い事が多いので(わざと、ない、と言う場合が多い)、1,000ルピア、5,000ルピア、10,000ルピアなどの小額紙幣を用意しておくと安心です。スーパーマーケットやコンビニで買い物をした時は、なるべく細かいおつりを持っておくと安心です。