2015.05.17
海外のホテルに忘れ物をしたら
忘れ物は、主に、
- 貴重品
- 貴重品でないもの
- 生もの、腐りやすいもの
現金、クレジット・カード、財布、ジュエリー、時計、携帯電話、パソコン、パスポート、iPad等、貴重品の忘れ物の場合、それを見つけたハウスキーピング係(客室清掃係)からフロントに連絡が入ります。ゲストがちょうどチェックアウト中なら、その場でゲストに手渡されますが、チェックアウトしていた場合、ホテルによって、忘れ物があった旨をゲストに連絡を入れるホテル、ゲストから申し出がない限り、連絡をとらないホテルとに分かれます。ゲストが家族や会社に隠密に旅行をしている場合、そこにホテルから会社、家庭等に連絡を入れると、かえってトラブルになるからです。
マーニは、チェックイン時に書くレジストレーション・カード(宿帳)に、次に泊まるホテルをいつも正確に書くようにしています。以前、ウブドのホテルに忘れ物をしたら、チェックアウト後、移動先のホテルに連絡が入って、忘れ物が見つかった経験があるからです。
チェックアウト後、忘れものに気付いたら、ゲストは客室番号、忘れ物をした日時等、正確にホテルに伝える必要があります。ホテルの保管庫にはたくさんの忘れ物が保管されているので、詳しく伝えると、見つかる可能性が高くなります。
バリ島にいる間、忘れ物を発見できたら、自分でまた元のホテルに取りに戻るのが一般的です。親切に、今いる場所まで届けてくれるホテルもありますが、例えばその忘れ物がパスポート等、大事なものだった場合、配達人が届ける最中に紛失したり、本人確認が難しいので、自身でそのホテルに出向く必要があるわけです。
忘れ物の種類によっては、日本帰国後、ホテルが郵送してくれます。ホテル宛に郵送代金をクレジットカードで支払うと、日本宛に郵送してくれます。
以前マーニは、ロンボク島のホテルに、旅の間中撮影していた大事なカメラのネガ・フィルムを忘れてしまいましたが、日本帰国後、気付いてホテルに問い合わせたところ、ホテル側がちゃんと保管してくれていて、後日国際郵便で送ってもらいました。
残念ながら、忘れ物が発見される確率は低いです。それが本当に忘れ物なのか、それとも、ゲストが意識的に捨てたものなのか判断がつきにくく、ホテル側も全部を保管することは不可能だからです。
以前、マーニは、ベッドの上でパッキングをしていて、ブランドもののシャツを、しまい忘れて、3日後気付いてホテルに連絡したら、出てきませんでした。ハウスキーパーが捨てたか、もしくはハウス・キーパーの持ち物になったか。それ以降、くしゃくしゃしたベッドの上で、荷物の整理をしないようにしています。
海外旅行では、見知らぬ場所で寝泊まりをして、持ち物も普段使わないようなものを持っているため、旅行者の側も「絶対ホテルの部屋に忘れた」と思っても、思い違いをして、実際は別な場所で落としていたり、そもそも落としていなかったり、うっかりが多いので、とにかく気を付けるに限ります。貴重品は、まとめてセイフティボックス等、1箇所にしまう、ネックレス、時計等、付けたり外したりするものは、ジュエリーボックスで管理する等。バリのホテルは、灯りが暗い部屋が多いので、荷物の整理は、昼間の明るいうちに行うのがベターです。
by mani