ヴィラに泊まりたいという人の話をよくよく聞くと、「塀で囲まれた邸宅風の一戸建てに泊まりたい」ということ言ってる場合が多いみたい。つまり「建物のスタイル(建築様式)」のみを言ってる場合がほとんどで、付帯サービスは、もちろんホテル・ライクにいたれりつくせりだろうって思ってるわけです。
ところが実際行ってみると、田んぼの中に一軒だけぽつんと家が建っていて、建物こそ戸建てだけど、従業員はほとんど何もしてくれなくて、拍子抜けしたという人がいます。(下の写真は、チャングーにある、1軒まるごとの広大なビラ。でも周りは牛たちがのどかに草を食べてるというトコロ。さあアナタはここで何をする!?)
そもそもヴィラ(villa)という言葉。英語で書かれた海外の旅行会社のホームページなどでは、おおざっぱに言うと「別荘」の意味で使われてます。つまり、家族やグループで長期間、自分たちがプライベートに過ごす場所を指すわけ。建物は、普通の家のように塀があり、庭があり(中にはプールがついてたり)、台所があり、カー・ポートがあったりするわけです。プライベートで過ごすのが基本なんで、食事や洗濯、そうじもすべて自分たちだけでできる造りになってます。まあ休暇に来てまで洗濯やそうじをするのはめんどうだ、というゲストの要望にこたえて、部屋のそうじやシーツの換えぐらいはヴィラの持ち主(経営者)が雇ったメイドさんが代わりにやってくれるけど、外食をしたいとか、スパに通いたいとかいうときには、基本的に自分でレンタ・カーを運転して、出かけるわけです。
日本でもここ数年、バリ島で「ヴィラ」に宿泊することが、旅行ガイドブックや雑誌などでよくとりあげられるけど、そこで使われてる「ヴィラ」という言葉の使われ方は、ずいぶんとまちまちなので、予約するときは、部屋の建築様式以外に、どんなサービスが受けられるのかをチェックしたほうが、はずれがないですね。
|