丁度着替えを終えた頃、スタッフが部屋のベルを鳴らします。バトラーと二人で訪れたスタッフが、テーブルに真っ白いクロスを広げ、慣れた手付きで、予約しておいたルーム・サービスの朝食を整えます。今朝フラニーが注文したものは、アメリカン・ブレックファスト。卵はポーチドにしてもらい、フルーツ・ヨーグルトと人参のフレッシュ・ジュースにパンとコーヒー。お肉を食べないフラニーのお皿には、ベーコンもソーセージも付きませんが、通常はこれらももちろん選択可能なアイテムです。美味しそうに丸まったポーチド・エッグにはオランデーズ・ソースと言う、フランス料理で使われるマヨネーズをもっとゆるくしたタイプの卵黄、澄ましバター、お水、ビネガーなどを使ったまろやかなソースがかけられていてなかなか手の込んだ一品です。(下の写真:朝食の準備をてきぱきと行うバトラーとスタッフは2名1組で行動します)
 
ナイフでそっと切れ目を入れると、柔らかな黄身が中からトロリと溶け出して来ます。あわててそれをパンで拭って口に入れる・・・。まさに至福の時。あらかじめパンはクロワッサンとデニッシュを注文していたので、サクサクのクロワッサンとトロトロの卵がベストマッチします。備え付けの自家製のジャムもとても美味しい。バリのホテルの朝食ルーム・サービスでは、ケチャップはお願いしないと持ってこない所が多いですが、何も言わないでもちゃんとケチャップも小皿に入れて用意されていたのもさすがと言う感じです。卵に添えられた焼きトマトとポテトのガレットもとても良い出来です。ポット・サービスの熱いコーヒーをすすりながら目の前を見ると、緑の椰子が180度広がっています。こんなにもワンダフルな景色を見ながら、時間を気にしないで頂く朝食。このためにプリ・ウランダリに泊まると言っても良いくらいに、本当に素晴らしいひとときです。(右上の写真:朝食の様子)
ダイエットも気にせずお腹一杯朝食を楽しんだ後は、プライベート・プールの横の東屋でゴロリとするも良し、サン・デッキ・チェアーでお肌をヤキヤキするも良し。これからプリ・ウランダリにいる間は何もしなくても良い休日が続くのですから言う事はありません。が、何もしないと言うのも常日頃、慌ただしく過ごしていたフラニーにはなんとなく手持ちぶさたになって来た頃、体が非常に疲れていた事を思い出しました。せっかくプリ・ウランダリに来たのだからあのジャグジー、サウナが付いたプライベート・ルームでトリートメントが受けられる、スパ・ヴィラに行ってみようと思いました。(下の写真、左:サンデッキチェアーのマットもスタッフに用意してもらいます。右:ボリュームもたっぷりなので、ブランチにも最適なプリ・ウランダリの朝食)
 
→次へ続く |