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プリ・ウランダリ1日目
シンガポールのチャンギ空港を経由しバリのン・グラライ空港に降り立ったのはもう夜の10時前でした。早朝自宅を出てから既に半日以上が過ぎていたので、さすがに体の疲れもピークを迎えていましたが、ここからさらにプリ・ウランダリからの送迎車で、1時間かけてウブドの山間まで移動です。
空港のゲートを抜けると大勢の出迎えでごった返していましたが、フラニーの名前を書いたプラカードを掲げたプリ・ウランダリのスタッフが、直ぐにわたしを見つけました。きっと迎える側もこちらの人数や国籍、性別などを把握しているので、ゲストを見つけるのは、相手も慣れているのでしょう。(右上の写真:ライティング・ディスクの上のフラワーアレンジ)
迎えに来てくれていたスタッフは、バリの男性の正装であるサファリと言う上着を来て、パンツの上に上品なサルンを巻き高級ホテルのスタッフらしくキリッとしてます。わたしの名前を確認すると速やかにスーツ・ケースを運びながら、近くに停めてあるホテル・カーまで移動しました。車に乗り込むと忘れ物はないですかときちんと確認してくれ、おしぼりとミネラルウォーターをサーブしてくれました。入国手続をする空港内が蒸し暑くすっかり汗ばんでいましたが、冷たいおしぼりがとても気持ち良く、ミネラル・ウォーターは座席の前に木製のホルダーが置いてあって、飲みかけのボトルもそこに入れるようになっていて便利です。(左の写真:椰子の木が美しくそびえるパブリックのプールサイド)
深夜、それも外国での女性の一人旅。これから1時間かけて初対面の人が運転する車で知らない土地を移動すると言うのは、なんとなく心配になりがちですが、そんな些末な心配も無用なくらい、プリ・ウランダリのスタッフはさりげない会話をしながら夜道を安全運転で進みます。ここで大切な事はここはバリだと言う事です。何度もバリに行ってる人は既にご存知だと思いますが、ドライバーによってはとても話し好きな人がいたりします。長時間のフライト後に更に追い打ちをかけるように、相手の一方的なおしゃべりをずっと聞かされるのはなかなかつらいものですが、さすがにプリ・ウランダリのドライバーはわたしの気持ちを汲んでか、時折さらりと気遣いを見せてくれる程度で、後は適度に距離感を保ってクールに運転に集中してくれているのが心地良く感じます。(下の写真:フロント周辺)
 
途中でワイパーの振りが間に合わないくらいの激しいスコールにも遭いましたが、雨雲のエリアを抜けるとピタッと雨が止み、一転夜空には星が瞬き、これもバリならではの自然が織り成すドラマチックな演出の一つでしょう。快適なドライブのお陰で1時間弱で車はウブドに到着し、リゾートの入り口でセキュリティー・チェックを通過。そこから更に真っ暗な敷地をフロントへと進みます。エントランスへと続く道の両サイドが田圃になっていて、「明日の夜、この辺りを散歩すると蛍が見えると思いますよ」と、ドライバーが親切に教えてくれました。とその時、丁度ほのかな明りが田圃の中をすーっと横切るのが見えて、何年かぶりに見た蛍がわたしの到着を歓迎してくれてるかのようで、嬉しくなりました。(下の写真:ホテルのエントランスまでは緑のライスフィールドビューが続きます)
 
フロントに到着すると深夜にもかかわらず、数名のスタッフが人なつこい笑顔で出迎えてくれ、挨拶をしてくれます。そして、もう遅いのでと荷物をホテルのバギーにてきぱきと運び、わたしもそれにエスコートされるがままに乗り込みます。そしてここまで運んでくれたドライバーさんにお礼を言おうと思ったら既に彼の姿は見えません。ときおりチップをもらうまでドライバーが立ち去らないホテルがありますが、さすがプリ・ウランダリ。かなりスマートな印象を受けました。(下の写真:ヴィラ外観)
 
プリ・ウランダリではバトラー・サービスがあるので、この日の担当スタッフがバギーを運転しわたしの宿泊するヴィラまで案内してくれます。さきほどまでこのエリアも雨が降っていたのか、木々から水滴が滴り落ちていて、少しひんやりしたウブドの空気が澄み渡ります。ヴィラに到着するとバリ島独特の潜り戸風扉を開け、中へ促されると、かなりの広さのオープン・スタイルのリビング・ルームに驚きます。(右の写真:夜のリビングはムーディー)
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