| 「いさぎよい」という言葉ありますが、アンティーク・ヴィラはまさにそんなヴィラでした。
アンティーク・ヴィラは以前フラニーが泊まったことがあります。こだわりがなさそにみえて大切な部分はきちんとこだわる彼女が「私は好きだよ。あのヴィラ」というのでマーニも泊まってみたら、本当に気に入ってしまったヴィラでした。
アンティーク・ヴィラをマーニが気に入った理由が、静かな場所にあること。そしてアンティーク・スパを併設していること。朝食が美味い。この3点です。
まずロケーションですが、賑わいをみせるスミニャックからは車で10分ほど。静かな田んぼの中に建ちます。周りには店も何もなく何軒かのヴィラと民家があるのみ。近くに、ウマラス・ステイブルという、文字通り、乗馬用の厩(うまや=馬小屋)があって、ときおり田んぼの中を馬が歩くという、なかなかユニークな光景に出会える場所でもあります。
 
 
普段散歩など、まずしないマーニですが、朝、馬の鳴き声がするので、Tシャツと短パンという、寝ていた格好のまま、外に出てみました。残念ながらすでに馬はどこかへ行ってしまった後だったけど、せっかくだから、とそのまま珍しく近くを散歩。なんせ周囲に人がいないので、普段なら絶対に人には見せられないこのうえなくルーズな格好でも気になりません。バリ島の朝は太陽が照りつけすでに暑いけど、車の数が少ないのでのんびりできます。ウブドの田んぼと違って高い山のない拓けた場所なので、土地に広がりがあり、それがよりいっそうのんびり気分にさせてくれます。
そしてもう一つが、技術で定評の高いアンティーク・スパを併設していること。アンティーク・ヴィラの宿泊パッケージでスパが利用できるので、ヴィラを出て、そのまま徒歩30秒でスパに到着。2時間もみほぐされて、ぼーっとなったところで、そのまま、また徒歩30秒で自分の部屋にゴーバック。移動に車を使わない、このペタペタ感が、のんびり気分にさらに拍車をかけます。
 
 
部屋は、オーナー自らデザインしたアーティスティックなオブジェのあるヴィラ。基本はコンクリうちっぱなしでシンプルです。今回マーニが泊まった2ベッド・ヴィラはメインベッドルームに対してセカンドベッドルームが狭く、特にクローゼット周りが狭くてその点は不便だったけど、メインベッドとは距離があるので、2グループで泊まっても問題ないでしょう。
感心したのは充実した朝食です。こんな、といっては失礼だけど(笑)、こんなにシンプルなヴィラだから、それこそ朝食もシンプルかと思いきや、シェフと給仕スタッフが複数でやってきて、フルーツジュースはその場でミキサーで、卵料理、パンも、その場でしっかりと作り込み、熱々の豪華な朝食を出してくれます。
 
部屋にあるのはプライベート・プールだけ。リビング・ルームでコーヒーのんだりと、できることは限られているけど、
・朝ご飯が充実していて
・周囲が静かで
・スパが隣にあって
と最低限この3つだけで、実はヴィラ・ライフって完結してしまうんだなって気付いてしまったマーニでした。長期滞在するゲストが多いというのも納得です。
 
 
いかんせん料金が安いので、他の高級ヴィラと比べると、覚悟するべき点もあります。例えばセカンドベッドルームのテレビは、チャンネル選択権がなく、メインベッドルームで選んだ局がただそのまま映るだけだったりとか(笑)、ランチとディナーはケータリングしないとヴィラでは作ってくれないとか(ちなみに、ウマラス・ステイブルに人気のイタリアンレストランが併設されています。ランチ〜ディナー営業)。
それでも料金が安くて、キャンピングが好きな人なら、自力活用のアンティーク・ヴィラは楽しいでしょう。万人におすすめできないけど、マーニのように人からうるさく指図されたくない自由人なら、この良さがきっとわかるでしょう。
安い料金ゆえ混んでます。予約はお早めに。
 

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