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2007年2月、フラニーはサヌールのパヴィリオンズを訪れました。パヴィリオンズはホテル内スパに以前来たことがあったのですが、宿泊するのは初めてでした。バリが大好きになってしまって毎日チェックインバリを見ていた当時、このパヴィリオンズが出来た時はサイト内でも大変話題になりました。そのせいか、バヴィリオンズが今の爆発的なヴィラ・ブームの牽引役、という印象がとても強く残っています。
パヴィリオンズはサヌールのメイン通り、Jl.タンブリンガンの中心にあります。近くにはサヌールの老舗ホテル、ガゼボやタンジュンサリもあり大変便利な場所に位置しています。しかし、その入り口は一瞬どこにホテルがあるのか判らないくらいに看板も控えめで、ちょっとした隠れ家のような造りになっています。唯一の目印が竹の葉がそよそよと揺れるコリドーなのですが、この竹が前回訪れた時よりもかなり成長し鬱蒼と茂っていて、外界とパヴィリオンズを繋ぐトンネルのように感じました。
この竹のトンネルを抜けると右手にフロントが見えて来て、24時間セキュリティーの警備員詰め所があります。ヴィラの敷地内は意外と広くて、丁度竹のコリドーがガラスの瓶の首だとするとその瓶の奥底が大きく広がったヴィラの敷地のような感じです。各ヴィラを繋ぐ庭にも大きな樹木が育ち、このリゾートの歴史を感じさせます。
今回フラニーが滞在したのが、1ベッド・ルーム・プール・ヴィラと言うカテゴリーのヴィラです。割れ門のヴィラへの入り口を入ると緑が濃い庭に、しっかり泳げるサイズのプライベートプールがまず目に入ります。ウッド・デッキには二人分のサンデッキ・チェアとパラソルがあり、これだけでも充分リゾートを感じます。ヴィラ内に入ってみると床は全て温かみのある木材を使ったフローリング仕上げになっていて、なんとこれはバス・ルーム、さらにトイレの中までも同じフローリングの素材が贅沢に使われていました。
 
そして床と同じ茶系のテーブルやソファに対して壁は白なので、まず部屋に一歩入ってバリらしさもあるのに、シックでモダンで大変大人っぽいヴィラと言う印象を受けました。クッションやソファの生地なども、同じ茶系のトーンに合わせていて余計な色合いを一切排除しているせいでしょうか、茶と白でまとめたこのヴィラのインテリアはアジアン・モダンな部屋を目指す人にはとても参考になると思います。部屋のインテリア自体はそれほどバリらしさはないのですが、さりげなく置かれた花器やキャンドル・ホルダーなどはバリの有名なガラス作家の物だし、壁にかかる木彫りの装飾品やイカットなどで抑えめなバリ色が出ています。
チェックインするとまず、スタッフがウェルカム・ドリンクを運んで来てくれました。このウェルカム・ドリンクがなんとも不思議な緑色をしていたので青汁っぽくて少し驚きましたが、飲んでみると今度はその美味しさに更にびっくりしました。なんでもライムとフレッシュ・ミントを使ったオリジナル・ドリンクなのだそうですが、フルーツのジュースも加えてあるそうでクセになる美味しさでした。こんなジュースをバリで飲んだのは初めてです。
 
続いて、以前スパでもお会いたセラピストがやって来て、15分のウェルカム・マッサージのサービスを行ってくれました。最近いろいろなヴィラやホテルに泊まっても、このウェルカム・マッサージをサービスでしてくれている所は少なくなっているので、短い時間でも「ようこそ、いらっしゃいませ」と言われてるようでとても嬉しいサービスです。特にパヴィリオンズはきちんと温かいお湯でフラワー・フット・バスを用意してくれて、丁寧に足も洗ってくれたのでかなり感激しました。
リビングルームとキッチンはカウンターで仕切られていて、リビング側からキッチンの中が丸見えにならないようになっているのも生活感が出なくて良いですね。せっかく旅行に来ているのに、シンクに使用済みのグラスやお皿が並ぶのはやはり避けたい所ですし、無料のミネラル・ウォーターが入った大きなタンクもこのキッチンの棚の中にきっちりと収まっているのも見た目にすっきりしててきれいです。
 
キッチンには大きめのサイズの冷蔵庫もあり、中にはジュース類からワイン、ビールなどアルコールも豊富に揃っていて、またお値段もとてもリーズナブルでした。ミニ・バーにはウィスキーやジン、ウオッカなども揃っているので、ナイト・キャップとしての保険にもなりますね。
このキッチンの向かいに物書きが出来るライティング・デスクとダイニングがあり、テレビ前のソファ・セットも大型なので、身体の大きな男性でもゆっくり寝転がってテレビや音楽を聞く事が出来ます。ちなみにこのテレビは日本の衛星NHKが映り、オーディオ・セットはCDが流せ、日本から持参していたDVDも見れました。また、夜になるとターン・ダウンのサービスでインセンスを焚いてくれていたのも、ちょっとした心遣いで、お部屋に戻って来たら良い香りが立ちこめていたので、すごくリラックス出来ました。
 
ターン・ダウンのサービスと言えば、パヴィリオンズでは寝室の枕元に蓋が付いたグラスにお水も用意してくれていました。大きなダブル・ベッドとリクライニング・チェアが置かれ、壁には縦長のイカットが飾られていてとても落ち着ける寝室です。窓には木製のブラインドが取り付けてあるので、昼間は明るい外光も入り、また夜になると外の明かりを遮るように調節出来ます。バリではお馴染みの蚊帳はこのベッド・ルームでは天井部分に備え付けになっています。ベッドの両サイドに置かれた照明も手元で操作出来る位置にスイッチがあるので、ベッドで寝たままスイッチのオン・オフが出来るのも便利でした。
 
そして、この寝室の向かいがクローゼットとバス・ルームになります。バス・ルームもクローゼットもバリのヴィラによくあるタイプの屋外にあるアウト・バス・スタイルでなく、室内にあるので大変に使い勝手が良かったです。寝室とはスライド式のドアで仕切られているので夜は閉めて寝れば目隠しになるし、開けておけばクーラーも効くのでお風呂上がりの着替えで汗だくになる事もありません。電磁式のセイフティ・ボックスに、大型の姿見、大量に物が置ける棚があり靴も服も全部この中にしまっておけます。
また、ランドリーは翌日仕上げで、フラニーはコットンの白いブラウスを出しましたがお値段がヴィラにしては意外とリーズナブルで(2007年2月現在Rp.7260、日本円にして100円くらい)、もちろん仕上がりも大変きれいに汚れも落ちていて、文句のないプレスがかかってキレイでした。
 
今回、フラニーがパヴィリオンズに滞在して、一番嬉しかったのが豊富なバス・アメニティーの類いです。オリジナル・ロゴに包まれたソープはシトロネラとティーツリーの2種類もあり、殺菌作用があるティーツリーを使ってる辺り思わず「やるな!」と、微笑んでしまいます。また、お風呂に入れるバブル・バスとシャワー・ジェルも別々の物が用意されていて、この辺りも女心をキュッと鷲掴みにされた感じでした。大抵のホテルやヴィラだとシャワー・ジェルしか用意されていないのですが、バス・タブにバブルバスを入れてお湯を入れれば、豊な泡立ちのロマンティックな泡がふかふか浮かんだバス・タイムが楽しめます。チェックインした日はバス・タブにフランジパニなどの花も入っていたので、その夜はフラワー・バスも楽しめました。
パヴィリオンズの室内に蚊は全然居なかったのですが、バリのAUTANと言う虫除けローションもサービスで置いてあったのは実に嬉しいサービスです。自分でも虫除けスプレーの類いは持参するのがバリを旅する時の常ですが、個別のミニサイズのAUTANのパックはポケットなどに入れておけば、いつでもどこでも使用する事が出来て便利でした。
また、これは今までどこのバリのホテルやヴィラでも見た事がなかったのですが、置いてあって実に便利だったのが歯ブラシと歯磨きペースト・フォルダーです。ジェンガラのお馴染みのカエルのソープ・ディッシュとセットで見た目もとてもおしゃれだし、なによりも歯ブラシをどこに置くか迷わなくて良い事に感心しました。普段は口をゆすぐ時に使用するグラスに立てかけてしまう歯ブラシですが、見た目にはあまり美しくないその姿をこのフォルダーは大袈裟ですが全て解決してくれました。
とにかくこのバス・ルームの使い勝手がとても良くて、夜はアロマ・オイルを焚いてくれていたり、グラスには虫除け用の蓋が付いた物が用意されていたり、細かい所まで気配りがされたこのパヴィリオンズのゲストに対する心使いは素晴らしいと思いました。もちろん、タオルはフカフカだしお風呂上がりにホッと休めるベンチまで用意されていてフラニーはこのパヴィリオンズのバス・ルームが大好きになってしまいました。(右の写真をクリックするとムービーが見られます。容量6.8MB)
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左のアイコンからダウンロードできます(無料)。
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